FF14、シナリオが面白いと聞いていたのとMMO未プレイのため、興味本位でプレイしてみました。
バッチ毎にクオリティの差が激しいですが、かなりコスパの良い良心的なコンテンツで、信頼できる運営がいて、羨ましいレベルです。
メインクエストのみのプレイになるので、MMOとしての多くのお楽しみ要素をスルーした感想になっています。
私はMMO苦手で、メインクエストのみの楽しみ方になりますが、それでも十分すぎるほど面白かったです。
ちなみにバッチごとの評価はこんな感じ。
新生のメインクエストに関してはアンチになりそうなくらい無理でした。
漆黒>>>蒼天>>>>>>紅蓮>>>>>>>>>>新生
漆黒のヴィランズが本当に良かったです、面白かった~~~~~
7000円くらい使いましたが、漆黒をプレイしてその価値はあったな、と思いました。
暁月も楽しみです。
FF14の凄いところはバッチを重ねるたびに改善がみられてどんどん面白くなっていっているところだと思います。
ここからネタバレ含むざっくり感想
漆黒以外、特に新生に対して辛口感想です。
新生エオルゼア
シナリオは世界観説明パート、以上!で終わるくらいの薄さ。
いや、序盤から英雄と持ち上げられすぎて暁に不信感を覚えるし、誰も信用してなかったですね。自分がサイコパスなのか?という心境のまま進む。
最後の展開は、そこに至るまでの経緯に納得出来るくらい、みんなの爪の甘さが描かれていた。納得の不遇。
伏線を丁寧に回収していくのは最初からの傾向で、絶対回収してくれる安心感があるのですが、その分驚きは少ないので、自分としてはのめりこめずめっちゃ他人事として終わってしまう。伏線自体にあんまり意外性はない感じです。
まじ他人事ファンタジーって感じなんですよ。
事件の解決に当事者として接しているはずが、私が解決にのめりこめず淡々としたテンションで物語が進むのが辛かった。
あと戦闘と移動のだるさがすごい。苦痛でしかない。
新生のコンテンツファインダーの多さとだるさが半端ないですね。
帝国戦は本当に面倒でだるかった!!!!なんなんだよあれ。
タイタンと二回戦わされた時とかこれ考えた人に本気の憎しみが湧きました。
新生、シナリオ目当てでソロだと普通に挫折しますね。挫折するのが普通だろって思うくらい。
プレイしている最中、もう辛いし嫌になっちゃって、なんでお金払っている娯楽のゲームでこんな気持ちにならなくちゃいけないんだろう、もう止めたいって本気で思いました。
新生プレイしている間、楽しいと思った瞬間が一度もなかったんですよね。多分50hくらいプレイしていたんですけど。
本当に申し訳ないが、新生は悪口しか浮かんでこないんですよ。メインクエストに関しては。それ以外はプレイしていないので言及しません。
あとこの世界の住人は全体的にピュアな感じが凄いですね。悪役でさえピュアさを感じます。
全体的に純粋というか、ちょっとファンタジーな感じがする。まあファンタジー作品なんだが。
新生は壮大な世界観の説明と伏線のばらまきのみで終わってしまった印象です。
ただ凄いと思ったのは、面白くないのに、これから面白くなりそう、っていう気配を匂わせるのが上手いんですよね。
面白くないけど、こんなに丁寧に作られているものならこれから面白くなるのでは?とプレイヤーに抱かせるのが上手だと思いました。
いや、それが良い所か?って言われると微妙かとは思うのですが…
これで漆黒が面白くなかったらもう発狂していました。
蒼天のイシュガルド
ようやくここから王道ファイナルファンタジーが始まった感じです。
DragonSong購入して最近めっちゃ聞いています。
王道ファンタジー展開で、正直新生でこのクオリティが欲しかったなっていう。
展開自体は驚きもなく、予定調和な感じで進みます。オルシュファン以外は。
伏線を丁寧に回収する分、予想外な展開があんまりなかった。でも、新生からは改善がみられていて良かったです。
イシュガルドのみんなも結構ピュアなので、FF14の人間たちは本当にピュアだな…となりながら進めてました。
アイメリクは結構重要どころだと思うのですが、役割の割にあまり掘り下げられなかったのが残念です。
オルシュファンやエスティニアンは結構掘り下げられたけど、アイメリクは出自の秘密も唐突に来た感じですね。
アイメリクが読めなくて、いつ裏切るのかな~と思ってました。
アイメリクのキャラについてもっとエピソードが欲しかったですね。他2人と比べて、見せ場がちょっと薄かった気がします。
教皇たちの方ももうちょっと魅せ所が欲しかったな~とは思います。ちょっと唐突に感じたというか、教皇にもうちょっと深みがほしかった。悪役としてはちょっとアッサリしていた感じが。
いやまじオルシュファン死んだの悲しすぎて……
主人公のこと1人の人間としてこんなに良くしてくれたのオルシュファンだけじゃん、って感じだったので、オルシュファンが主人公を庇って死んだ時はプレイしていて一番心乱れました。
紅蓮の終わりまで心許していたのオルシュファンだけだったので……
紅蓮のリベレーター
クオリティが何故か新生にちょっと戻ってない??って感じでした。
メインキャラであるリセにあんまり感情移入出来なかったのが残念。
リセが結局どんな子なのか掴み切れずに終わったというか。
あんまりみんなに感情移入出来ずにいつのまにか戦いが終わってました。
帝国の非道さと予定調和みたいに続く展開にちょっとまた飽きてしまっていた。
ただ、4.3のゴウセツとヨツユの話はとても良かったと思いました。考えさせられた。
一番印象に残っているキャラはヨツユかなぁ。
ドマやアジムステップなど、舞台の情緒はすごく良かったんですが、シナリオの淡々さがちょっと残念でした。
吹き矢のミニゲームとかなんであったのか謎すぎましたwwあれなんだったんだろう。
あとインスタンスバトルが一番難しいというか面倒だった気がする。
漆黒のヴィランズ
いやもうめっちゃ良かった。
シナリオも面白いし、システムも一番改善がみられていて、このバッチが一番評価高いのも納得です。
一番ワクワクしてストレスなく進めることが出来ました。まあコンテンツファインダーとかは相変わらず嫌でしたがw
フェイス機能でコンテンツファインダーが気楽になったのが本当に嬉しいです。
本当に苦痛だったので……一緒にプレイしてくれた方々はみんな良い人たちでしたがw
新生から一応仲間であった暁のメンバーと本当の意味で仲間になった気がします。
新しい舞台での冒険がありつつ、今までのメンバーの掘り下げもされていて、もう本当に楽しかったです。
舞台も美しいし、一番ワールド駆け巡っていて楽しかった!クリスタリウム綺麗だし、一番好きな街です。
漆黒に関しては本当にネタバレみないでプレイしてほしい。
私は水晶公派なんですが、声も好みで癒されました。私はテキスト読み終わったら、ボイス飛ばす派なんですが、水晶公の声だけは飛ばさずに最後まで聞いていましたw
FF14の人気キャラは男性多いな~~という印象です。FFシリーズって結構女性キャラやマスコットキャラ的な子(FF9のビビとか)が人気なことが多いイメージだったから新鮮。
漆黒は主人公が本当に主人公になっていて良かったです。今までわりと戦闘マシーン的な付き添いのイメージが多かったのでw
漆黒から段違いにシナリオとシステムが良くなっていて、漆黒が特に人気という前情報は聞いていましたが、あまりのクオリティの上がり具合にびっくりしました。
MMOをプレイしたのは初めてだったので、最初は結構戸惑いつつも進めましたが、人間関係のトラブルで嫌な目にあうこともなく、粛々と進めることが出来て良かったです。ぼっちでしたが、特に支障もなかったです。
ただ、コンテンツファインダーは気を使うのと、待ち時間でダレてしまうので、ソロプレイの際はかなりネックになってしまってました。
コンテンツファインダーとか移動の多さとか、シナリオのつまんなさで、もう泣きそうになりながらプレイしてた時もあったのですが、漆黒までプレイして良かったな~と思います。そこまでしてなんでゲームしてんだろ??って虚無な気持ちになることはありましたが…
漆黒で全部チャラになったからね。凄すぎるよ漆黒が。
私は戦闘苦手だし、ハウジングとかキャラクリとかあんまり興味ないので、そもそもMMO向いてないんだよな。
そんなMMOに向いていない層をライトユーザーとはいえ取り込めたのが、FF14の凄いところだなって思います。凄すぎん????
暁月も漆黒レベルのクオリティだろうことが期待されるので、面白いといいな~~