私の好みすぎるゲームで、遊んでいて滅茶苦茶楽しかったです!!!
FF6のようなゲーム好きなら好きだと思うので、おすすめ!!
3000円弱で20-30時間は遊べると思います。
去年発売されたゲームなのですが、日本語対応はたしか今年からで、翻訳も問題ないレベルで楽しめたので、タイミングよく遊べたかなと。
フォロワーさんの感想を読んで気になってSwitchのDL版を購入したのですが、自分の好みのどタイプすぎてパッケージ版も購入しました。
Switchは持っているのでPS4欲しかったのですが、特典の日本語対応しているのはSwitch版となるのでSwitch版を購入。届くのが楽しみです。
Chained Echoes Nintendo Switch JP Regular Edition – First Press Games
Switchでプレイすると、マップの切り替えが発生した場合にロードが数秒程度かかったので、携帯性にこだわらなければSwitch以外のプレイがおすすめです。
Switch、PS4、PC(steam)で販売されてます。
何故かゲームの紹介に日本語対応していないと書かれていますが、日本語対応しています。ゲーム内の設定で言語選択可能です。
以前のバージョンだと翻訳がおかしい箇所も目立ったようですが、私はメインシナリオとサブシナリオをクリアして、そこまでおかしい箇所はないかなと思いました。
シナリオに関係しない数か所くらいでは、意味は通じるけど違和感あるな?という翻訳があったくらいです。
むしろ翻訳のレベルは結構高いなと思ったので、今であればほぼ問題ないレベルで遊べると思います。
シナリオはファンタジー世界の3国で起こる戦争を背景に進んでいくのですが、私はファンタジー×機械のFF6のような世界観が好きで、最初スカイアーマーが出てきた時すごくときめきました。こういう世界観に出てくるロボットって良いよね。
シリアスな展開が多く陰惨な展開もあるのですが、自立した大人のメンバーが多く陰湿さが少ないからか、そこまで暗くならずに遊べました。
昔のJRPG風味と評価されてますが、個人的にはシナリオや登場人物たちはFF6と雰囲気が似ているなと思います!大人向けのFF6って言う感じの雰囲気。
あと王道展開ではあるものの、私は結構予想のつかない展開になると感じることが多く、最後まで飽きずに遊べました。
国名や登場人物など結構多くのオリジナルの用語が出てきて、最初は混乱しがちになりますが、そのうちノリでなんとなく掴めました。
オリジナル用語や登場人物が多めなので、用語辞典みたいなのがあれば掴みやすかったかもなとは思います。
私はこの顔グラ自体はわりと好きなんですが、表情パターンが少ないのと、ドット絵のグラフィックに比べるとインパクト薄目ということで、ちょっと気になりました。
あとゲームの紹介画面にあるメイングラフィック?みたいなのと違いすぎて、ちょっと詐称感はあるw
こういうドット絵のグラフィックがめちゃくちゃ好みで好きありがとう。
美しく広すぎず狭すぎないちょうど良いバランスのフィールドでの探索はとても楽しませてもらいました。
ダンジョンも様々なバリエーションがあって探索が楽しかったですし、敵とはシンボルエンカウントになりますが、程よい頻度でストレスにもならず良かったです。
ドット絵のフィールドは素晴らしく綺麗で、ダンジョン巡りが楽しかったです!
ドット絵のゲームは大画面でプレイすると解像度が低く感じられて、小さい画面の方が適していると感じていることが多いのですが、私の42インチモニターでも違和感なくプレイ出来ました。
戦闘に関してはオリジナル要素入ったコマンドバトルで、育成要素も個人的には楽しかったです。
難易度は変更可能で、私は一番簡単な難易度で進めましたが、そこそこ歯ごたえもありつつ戦闘もサクサク進みストレスフリーでした。
ただ戦闘メンバーが12人いるのに序盤からの4人メンバー固定で最後まで進めてしまって、みんなを使いこなせずらかったのはちょっと残念。
防具は共有のメンバーがいても武器はそれぞれ固定なので、全員分用意するのが大変で結局固定になってしまいました。
あと序盤からのメンバーが強いというのもあるかも。
グレン、レニー、シエナ、ビクターで進めていったのですが、強化や弱体もしつつ、シエナやレニーで殴りまくるという戦法で最後まで進めました。
ただこれは私が難易度低めで進めていったからなので、難易度によっては違うかもですが。
個人製作で7年の制作期間を経ての作品なので、次回作がくるかどうかは未知数ですが、今後の動向も見ていけたらなと思います。
ここからネタバレ含む感想です。
グレンは最初は真面目な青年という感じで、グレンの人生においては本当に気の毒としか言いようのないことが次々に起こるのですが、自分の前世を受け入れて、最後にキリアに託して死ぬっていうのは、わりと衝撃でした。
グレンは悩める若者でうじうじ悩む場面が多いのですが、それも納得するくらいの業を背負っていて、そんな彼が自分の意思で長い旅を終わらせるというのがなんていうか、言葉に詰まるというかなんもいえねぇ…ってなった。
こんなに長い間レニーと巡りあえなかったのは何故なのかが、ゲームのメインシナリオの中で明かされていなかったと思うのですが何故なんだろう。
レニーがめちゃくちゃ会いたくなかったってことか!?
レニーと長い間めぐり会えなかった理由とか大臣のお付きの人とか結局正体何なのかとか一部明確に語られていないのがあるなーと思ったので、明らかになるのか分からないですが、パケ版特典の資料が楽しみです。
後半どんどん街もヤバい雰囲気になっていくのですが、街中に首吊りが描かれることある???ウィッチャーか狂四郎2030の世界か?と思いながら歩いていた。
というか登場人物たちみんな結構悲惨な目に合うことも多くて、ロブとか、ど、毒親~~~!!!ってなった。
ファンタジーなんですが人間模様は結構生々しいです。キリアとか上司と肉体関係もってる描写されるし。
サブクエストもやってみんな仲間にしているのですが、全員もれなく大変な目にあいすぎていて、それでもみんな懸命に生きていて、EDでは希望ある感じで終わってくれたのが良かったです。
アマリアの寿命がわずかであったり、レニーの進む道にはこれからもかなりの困難がありそうですが、それでもみんなが以前より前向きな気持ちで生きれているんだろうなぁと。
EDではこれからのみんなの新たな人生が始まるような描写になるのですが、そこにグレンはいないというのがね。切ない。
でもグレンはもう元々生きることを諦めていたところがあって、それでも自分のやれることをやれたらもう未練とかなくて楽になりたかったのかな~~
グレンも過酷な環境で生きていたことが本人の口から語られて、そう思っても納得するくらいの目にはあっているので、せめて彼にこういう形でも救いがあって良かったなぁと。
最初は巻き込まれただけのように思えたグレンが、実はかなり重要な立ち位置にいたという、まあRPGあるあるではあるのですが、他にもシナリオ展開の仕方が新鮮に感じられて楽しかったです。