職場の人に勧められて購入して一週目クリア!
攻略情報が無さ過ぎて、個人の方のブログまで漁っていましたw
移植されたゲームでそんなことある?私の探し方が下手なだけ?
面白かったですが、攻略情報の少なさやプレイのクセといい、万人受けはしないですが、刺さる人には刺さりそうです。
皆守に狂わされた女、絶対いっぱいいるでしょ。
当初致命的なバグが多かったのですが、すでに対応済みですね。
バグが多い、移植されるのがリメイク版のre:chargeではない、攻略本の再販がされない、と正直ちゃんと売る気あんのか???とも思いましたが、根強いファンがいるのも納得のゲームでした。
ただPVみたりパッケージ見ても何をするか、どんなゲームか、という情報が伝わりにくいのが残念です。
これだと比較的わかりやすいかな
九龍妖魔學園紀 ORIGIN OF ADVENTURE [Nintendo Direct 2019.9.5]
以上の点で評価を低くするユーザーがいてもしょうがないかな、と思うところはあります。
ただ、上記の点を加味してもプレイして良かったゲームでした。
惜しい点もたくさんあるのですが、良い点もたくさんある、そんなゲームですね。
シナリオの展開は無理もあるが、勢いがあってまとめきった印象ですね。
キャラクターの描写が見事だったと思います。
皆守はヤバイ。
以下公式サイトになります。皆守の主人公感よ
以下ネタバレあり感想
皆守中心に語ってます
皆守、お前、ヒロインだったのか……
巷で裏ヒロインとして扱われているのも納得です。
ヒロインポジションの子たちよりスチル多目な印象だし、めちゃくちゃシナリオに関わってくるし、お前とクリスマス迎えるのに可愛いヒロインたちを犠牲にしなくてはいけない。
しかもクリスマスを迎える分岐が序盤からあり、狙わないと一緒に過ごせないような選択になっています。
明らかに二週目以降のユーザー狙ってるだろ。
正直ゲームシステムとしては、ユーザビリティが高いというわけではないし、むしろ攻略情報見ないと、難易度選択で易しめにしても結構詰みがちだと思います。
RPGというかADVとしても難易度は高いと思います。
まあ相手にもよりますが、一般的なADVの平均よりは概ね高い手ごたえでした。
雛川先生やルイ先生とか厳しいよね。
そして皆守の話に戻るんですが。
皆守さぁ、あんなに匂わせといて、最後の最後に死のうとするの卑怯すぎん???
信頼しているバディにあんなことされたら本当にトラウマになるから。
いや、生徒会関連の人間なのは察していたんですが、自殺する程とは思ってなかったので、あれは不意打ちでした。
リメイクだと皆守を殴れるらしいんですが、殴りたかったーーー。
彼の語られる過去がラベンダー先生絡みしかないので、墓守になる前の過去がどんなもんだったか気になりますね。
多分ろくなもんじゃないな。
散々話題になった「俺はお前のことが」って、続き何言う気だったの???
友情にしては、なんかこう凄すぎない???
めちゃくちゃに救いを求めているけど、どうにかしようという行動も起こせずに、自堕落に生きているっていうのがさぁ。
彼は冷静な判断力と高い身体能力を持ち合わせ、本来の立場である副会長に見合う能力をもっているんですよね。
会長に信頼されるだけの人間なんですよ、まあ実際優秀なんだろうし。
素行が荒れていた時期もあり、問題児な彼ですが人に対する情もあるし。
放っておけ、とか言ったり面倒ごとには関わらない、というスタンスのくせに実際には放ってはおけない。
気を抜くとすぐ不幸になりそうなタイプですよね。
まあ主人公と出会う前はそれなりに怠惰な日々を過ごし、充実しているとは言い難い日常を送っていたので、もうある程度不幸というか、満たされない日々を送っていたわけですが。
トレジャーハンターやるようなハチャメチャなタイプじゃないと、彼の憂いを取り除くのは難しかったとは思います。
主人公の性格や行動はプレイヤーによって左右されますが、まあ何というか普通の人ではないですよね。
彼との信頼関係を深めるような行動を取るタイプだと、情の深い性格になるのかな。
まあ皆守の信頼を得るには皆守に自ら絡んでいくような積極性や情の深さが必要になるのだと思います。
皆守は信頼関係を築くまでに時間がかかるタイプで、一度懐に入れた人間にはめちゃくちゃ甘いタイプなんだろうな。
なんだかんだ会長にも最後まで付き合おうとしたり。
まあ、それにはラベンダー先生のことも関わっていて自暴自棄気味になっていたところもあるのだと思いますが。
彼からは未来への希望とか将来の明るい話とか話題にならなかったのはそういうことなんだろうなと。
もう学生ではない大人からすると(そんなに精神的に成熟はしていないが)、皆守の青臭さが眩しいというか新鮮というか。
こういう皆守みたいな感情って、誰しもが思春期とか10代の頃に感じたりすると思うので、皆守にはみんなの思春期の感情がグッと詰まっているような気がします。
皆守はヒロインであり、もう一人の主人公だったのかなぁと。
九ちゃんはプレイヤーの代弁者でもちろん主人公ですが、皆守はヒロインというかパートナーというか相棒というか。
もう一人の主人公と言って差し支えないほどの活躍をしていましたね。
というかイラストにおいて、九ちゃんに代わって主人公のような立ち位置なこと多いですよね。
初見で公式サイトいったら皆守が主人公だと思ったからね、私は。
まあ、あながち間違いではなかったわけですが。
九ちゃんのおかげで一番良い方向に変わった人間ですよね彼。
まあそれなのに最後の最後で自殺しようとして、辛みが深かったわけですが。
いやーーーーー、まじであれびっくりしたからね??????
リメイクで殴るだけですませる九ちゃん優しすぎでしょ。
いや皆守の心の奥底にようやくちょっと触れたなーと思ったらね。
墓守が墓に縛られていた元凶をようやく黄泉の国にご案内出来たなーと思ったらね。
まさかの死ぬ決断してたとは思わないよね。
いや、ちょっと、あんなことリアルでされたら多分許せないよね色々。
生きていたのはマジでただの結果論すぎる。
若いってこわい。行動力がすごい。
というかメーカーの皆守の深掘り描写力がこわい。
あと皆守のアロマパイプ欲しくなった!
実在はしない物らしいけど、似ていて安くてラベンダー味があったのがこれ。
喫煙歴ないけど吸うのに慣れたら楽しい!うまー
Twitterでは粘土で皆守のアロマパイプを再現していた人もいて凄かっです。
[rakuten:crystal-planet:10065459:detail]
神話がメインシナリオに関わっていて、結構そのあたりの話も面白かったです。
シナリオの無茶苦茶なところと骨太なところが組み合わさっていて、何とも言えない趣がありました。
まあ皆守のことしかほとんど書いていないんですが。
そんなこんなで、九龍楽しくプレイしました!
バディたちのことは基本みんな好きですね。
愛着が沸いてくるような魅力的なキャラが多かったと思います。
二週目は攻略本が発売されたら手掛けたいですw