エモ日記

好きなゲームの感想がメインです。たまに本とかコスメとか

久しぶりに小説を読んで、昔読んでた小説が懐かしくなった話

13・67を読んで小説熱が高まりつつあります。そういえば昔は小説を読んでいた時期もあることを思い出しました。

moca0606.hatenablog.com

主にメジャーなものをサラっと読んでいたくらいのレベルの読書好きでした。

ラノベだと定番の涼宮ハルヒ灼眼のシャナなどが懐かしいです。七人の武器屋も好きで読んでいたな。

こんちは! オレ、マーガスって言います。ドラゴン棲息地帯にほど近い、このフランの街で生まれ育った十五歳。ツルッパゲの悪友・ジャンと遊んで暮らすしがない暇人――だった。昨日の夜、あのチラシを見るまでは。でも、今日からオレは武器屋『エクス・ガリバー』のオーナーの一員!! うぅ、燃えるぅ! だけど、一夜明けて出勤してみたら、なんだか様子がおかしい。……ええっ、店内にろくな武器がない!? ロコツに怪しいオーナー募集告知に引き寄せられて集まった個性豊かなオコサマ七人が、ノリと情熱で経営に体当たり。第十七回ファンタジア長編小説大賞佳作のお気楽起業ファンタジー、オープン!

 

ラノベを読んでいた中私が一番ハマったのは、"文学少女"シリーズです。物語のどんでん返しが想像つかなくて好きでした。 

話ごとに人間失格銀河鉄道の夜などの文芸作品がモチーフになっていて、作品の解釈などが出てきて面白かったです。

コメディと書いてるけど、結構シリアス寄りかなーと感じました。 

物語のどんでん返しの展開は好きなんですが、恋愛系の描写というか展開はぶっちゃけ好みじゃなかったので、そこだけちょっと残念。

天野遠子・高3、文芸部部長。自称“文学少女”。彼女は、実は物語を食べる妖怪だ。水を飲みパンを食べる代わりに、本のページを引きちぎってむしゃむしゃ食べる。でもいちばんの好物は、肉筆で書かれた物語で、彼女の後輩・井上心葉は、彼女に振り回され「おやつ」を書かされる毎日を送っていた。そんなある日、文芸部に持ち込まれた恋の相談が、思わぬ事件へと繋がって…。新味、ビター&ミステリアス・学園コメディ!

物語に出てくる文芸作品の解説などが入ってくるこれが懐かしくなって読んでました。

物語や文学を、食べちゃうくらい深く激しく愛する“文学少女”がお薦めする、古今東西の美味しい文学の図書ガイド

あしながおじさん高慢と偏見、更科日記やメアリー・ポピンズが好きでした。更科日記はオタクならめちゃくちゃ感情移入しちゃう気がする。源氏物語の続き読みたくて仏様にお祈りしているからねこの方。

本って自分で読むのはもちろん、感想や解説を読むのも好きです。共感したり新しい発見があったり面白いよね。

 

個人的に古典作品や海外の文芸作品って、当時の世情や文化を知ってた方がすごく楽しめる気がします。作品の時代背景などを知ってから読むとグッと面白くなる。

100分de名著とかよく読んでた気がします。作品単体だと読んでもよく分からんな…となりがちなので解説要必須でしたw

どうして、春は「あけぼの」?
平安中期、清少納言中宮定子のもとに出仕した7年間の宮中経験や、その間に感じた物事を綴った日本最古のエッセイ集『枕草子』。当時、初めて散文に取り入れられた風景描写、男女間のエチケットなど、作者独自の観察力・批判力に注目する。紫式部和泉式部も登場する特別章「女の才能、花開く」収載。

まんがで読破シリーズも面白かったな。古典名作から古事記とか聖書などを漫画化しているんですが、当たり外れがめっちゃ激しいんですよね。シリーズなのに、ここまであたり外れが激しいのはどうなんだ…となりながら、色々読んでました。

あまりにも差がありすぎて買わなくなっちゃいましたが、良いものは本当に良いので、興味ある人はレビューとか見ながら買うと良いと思います。

軍閥支配の進む昭和初期。北洋オホーツクで蟹を獲り缶詰に加工する工場船「博光丸」では、貧しい労働者たちが働いている。不衛生な環境のなかで長時間労働を強制する監督浅川。
過酷な環境に耐えきれず、やがて労働者たちは一致団結し、ストライキを起こすが…。

「資本と労働」の普遍的テーマを描いたプロレタリア文学の代表作を漫画化。

私は大学が文学部だったのですが、古典を読むのはもちろん、解説というか論文やレポートを読むのも楽しくて好きでした。

講義などで大学の教授などその道のプロが解説してくれると、全然面白さが違っていて驚いた記憶があります。比較的解説が必要なさそうな現代の日本の小説でも、全然違うんですよ。

考察好きなオタクは文学部行くと楽しいかもしれない。私は楽しかった。

楽しみ方なんて人それぞれで良いとは思う反面、エンタメを最大限楽しむには教養ってあった方が良いな~と思いました。 

 

瀬尾まいこさんの作品も好きで読んでいた記憶が。サクっと読めて好きでした。

ショッピングセンターの片隅で占い師を始めたルイーズ吉田は、元OL。かつて営業職で鍛えた話術と、もちまえの直感で、悩む人たちの背中を押してあげるのが身上だが、手に負えないお客も千客万来。「お父さんとお母さん、どっちにすればいいと思う?」という小学生。何度占いがはずれてもやって来る女子高生。「俺さ、物事のおしまいが見えるんよ」という大学生まであらわれて、ルイーズはついに自分の運勢が気になりだす…。ほっこり優しい気持ちになる連作短篇集。

駅のホームでいきなり声をかけられ、それがきっかけで恋人になったタケルと千波。だが千波はタケルが自分の家族に会うことを頑なに拒む。その理由を知ったタケルは深く衝撃を受けるが、ある決意を胸に抱く―表題作「優しい音楽」。現実を受けとめながら、希望を見出して歩んでゆく人々の姿が、心に爽やかな感動を呼ぶ短編集。

 

東野圭吾作品も読んでましたが読後が辛いんだよな。それだけ引き込まれる話ってことなんですが。

これがね、有名だから結末知っている人多いと思うけど本当に辛いのよ……トリックなど知った時にうわああああってなっちゃった。辛すぎる。

運命の数式。命がけの純愛が生んだ犯罪。 東野圭吾作品読者人気ランキング第1位。累計220万部突破、直木賞受賞の大ベストセラー。 天才数学者でありながら不遇な日々を送っていた高校教師の石神は、一人娘の美里と暮らす隣人の花岡靖子に秘かな想いを寄せていた。 ある日、靖子の前夫・富樫が母娘の居場所を突き止めて訪ねてきた。金を無心し、暴力をふるう富樫を、靖子と美里は殺してしまう。 呆然とする二人を救うために、石神は完全犯罪を企てる。 だが皮肉にも、石神と帝都大学の同期であり、親友である物理学者の湯川学がその謎に挑むことになる。 ガリレオシリーズ初の長編。第134回直木賞受賞作。第6回本格ミステリ大賞受賞。2005年度の国内の主要ミステリランキング「本格ミステリ・ベスト10」「このミステリーがすごい! 」「週刊文春ミステリベスト10」すべてにおいて1位獲得、エドガー賞(MWA主催)候補作にもなった。日本では福山雅治主演で映画化、韓国、中国でも映画化。舞台化もされた。

 

博士の愛した数式ってタイトルも良いし、切なくなるけど読後感が良くて、映画も良かったなー。

僕の記憶は80分しかもたない。

80分しか記憶が続かない数学者と、家政婦とその息子はしだいに心を通わせ――第1回本屋大賞に輝いた、あまりに切なく暖かい奇跡の物語。

[ぼくの記憶は80分しかもたない]博士の背広の袖には、そう書かれた古びたメモが留められていた──記憶力を失った博士にとって、私は常に“新しい"家政婦。博士は“初対面"の私に、靴のサイズや誕生日を尋ねた。数字が博士の言葉だった。やがて私の10歳の息子が加わり、ぎこちない日々は驚きと歓びに満ちたものに変わった。あまりに悲しく暖かい、奇跡の愛の物語。第1回本屋大賞受賞。

 

ドラクエ7の小説も好きで読んでました。だいぶゲームの中盤を省略して、序盤と終盤の展開がメインになっており、ゲームとは違う展開や描写もあるんですが面白かった記憶が。主人公とくっつく相手に異論がないのもあるのかもしれない。

 

昔読んだ小説を今読むと新しい発見があったり感想結構違ってくるんだろうな~と思いつつ、美しい思い出のままにしておきたい気持ちがありますね。あと新しいコンテンツの摂取が間に合わないというのもありますが。 

十五少年漂流記若草物語など色々読んでいたんですが、Amazonで調べても私が読んでいたものが見つからない。何故。もう廃盤になっちゃたのかな。

名前聞いたらこれ読んだことあるわ~ってやつまだありそうですが、パッと思い出せない。

基本的には予想つかないどんでん返しのある話が好きかなぁ。あと今は読後感が良いものが好きです。絶望的な展開が続いても、最後には少しでもいいから希望が欲しい派。

 

流浪の月と三体を積んでいるので、今月読了したいんだよな。

序盤しか読んでいないが、もう嫌な予感しかなくて読み進めるのがこわい。

 ここからどう着地するのか気になる。

 

積んでる本やゲームはそんなに数が多くないのですが、一向に減らないので今月の連休で消化したいですね。

暑すぎて余力がない日が多いですが…この暑さ早く終わってくれ。