大正メビウスラインのあまりの特典の多さに手を出す気にはなれないんですが、話は気になったので、1ルート900円くらいのこちらに手を出しました。
ベストENDっぽいものだけ収録され、一ルート2時間くらいで読み終わったので、コスパは良いと思います。
気になるけど、ゲーム買うふんぎりがつかないという人にはお勧めしたい。
絵ノベルっていうジャンルが初めてだったんですが、そんなに違和感感じることもなく楽しめました。カテゴリ漫画にしましたがw
最近、メンタルが鋼の主人公のエンタメばかり摂取していたので、 京一郎は相手に影響を受けやすいタイプの主人公で、新鮮でした。
私は基本ハピエン厨でBADが苦手な傾向があるのもあり、絵ノベルで満足です。
ミサキさんまではちょっとモチベが保てず断念…
短いですが、個別感想です。
【絵ノベル】大正メビウスライン -時雨編-
音声などは収録されていませんが、手軽に楽しみたかったので満足です。
ベストエンドっぽいルートのみ収録。
京一郎さんの無鉄砲さにビビったのと、時雨さんそんなに簡単に京一郎のこと信用していいんか!?と思いつつも、丸く収まってくれて良かった。
時雨、東京24区における遊馬的ポジに感じました。陽の男感がすごい。
他のルートあんまり知りませんが、このルートが色々丸く収まっている感。
時雨と一緒になるのが、普通の人間としては幸せになれるんじゃないかなぁ京一郎は。
【絵ノベル】大正メビウスライン -千家伊織編-
千家さんが京一郎のことを自分の方に凋落させていく様を堪能しました。
京一郎が千家に影響されグダグダしているのが、全然カッコよくないんですが、人間らしくて好きでした。このルートの京一郎は決断力の弱い巻き込まれ系主人公感ですが、田舎から出たばかりの書生なんでしょうがないよ。むしろ頑張ってるね!と保護者感覚。
ぶっちゃけ千家さんがどこのタイミングで京一郎を好きになったのかイマイチよく分からなかったけど、千家さんと京一郎の退廃的で人間としての弱さが堪能できて面白かったです。
千家さんも京一郎も弱い部分を晒しながらも、腹くくって己の道を進むところが良かったです。
このルートでは他の攻略対象たちが死にまくるので、そういう意味でも色々悲惨だった。
色々ツッコミどころはありながらも、悲惨な境遇の中お互いをよすがに生きているところが好きでした。
京一郎が救うのではなく、一緒に堕ちていく、というのが新鮮というか京一郎らしいというか。まあ、ある意味救ってもいるのかな。
千家ルートは賛否両論でそうな展開ながらも、人気があるのも納得。
他ルートでは千家さんは安泰を得ているのだろうか…
【絵ノベル】大正メビウスライン -館林開編-
館林ルートというか、館林隊ルートですね。
このルートだと、時雨ルートの重要なネタバレがわりと序盤で明かされるので、ちょっとびっくりしましたw
良い人なんだけど決めきれないところもある男の人で、千家ルートだと悲惨な目に合うの、何となく納得がいった。
このルートのミサキさんが正論言っててそれな、っていう感じではある。
館林さんは思っていたより良くも悪くも人間味のある人ですね。
舘林さん良い人だし良い上司なんだけど、良い男の人かって言われると…?みたいなところが意外で面白かった。
舘林隊の絆を感じるルートで、双子に人気があるのも分かります。
気になってはいましたが、今から追うのはお金と時間が厳しく、手軽に堪能出来て楽しかったです。
Switchの移植がありましたが、スマホなどの移植はしないのかなー。
ボブゲは年齢制限とか色々厳しそうですが、スマホでプレイできるのがやはり一番お手軽ではあるので、出来るようになるとありがたい。
東京24区が移植するとしたら、Switchなのだろうか。